『障害者週間シンポジウム@福岡』

Tsukasa-kobo

2008年12月10日 17:57

昨日ふくふくプラザにて『障害者週間シンポジウム@福岡』が行われました。

財団法人たんぽぽの家理事長 播磨靖夫氏の基調報告。実例発表は、ケア付き青森ねぶた実行委員会実行委員長 紙屋克子氏、NPO法人まる代表理事 樋口龍二氏、劇団こふく劇場代表 永山智行氏、近畿労働金庫営業統括部地域共生推進室上席専任役 林田五郎氏らが、それぞれ素晴らしい興味深い具体的活動を発表されました。

そして、≪共に創り、共に楽しむ : 障害者の文化・芸術活動≫をテーマに、アトリエブラボー美術指導員 松尾さち氏、アートリエ事業コーディネーター 宮崎由子氏を加えてのパネルディスカッションが行われました。
障害者とアート、アートは生きることを助ける、アートを仕事にする、才能は天からの贈り物、アートと社会の共生などなど・・・話は概ねアートに特化されていました。
それらは確かに一理あるでしょう。現に活躍されている方も増えています。
ただ、私たちはもう少し広い視野で考えています。障害者が社会に出て行く、共存するためのツール・テーマは、限られた才能や表現力のある人達だけの話に限りません。

私たちが活動を始めている廃在PROJECTは、アート活動ではなく、ボランティアでもなく、仕事です。
働く・創る楽しさを共有しよう!社会で共存しましょう!との考えで起こしたものです。
才能のある限られた人達だけがかかわるのではなく、多くの企業・多くのアーティスト・多くの障害者がひとつのモノ創りにかかわり合っていけるコンタクトを創り出していこうというプロジェクトです。それを、もう一つのテーマである廃材(環境問題)と組み合わせて、たくさんのアイディアで新たなモノ・新しい仕事を創り出そうと考えています。

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